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【清水 vs 町田】 ウォーミングアップコラム:チーム力を上げながら勝っていくことが大事なラスト8試合。今度は誰がゴールを決めるのか?

2016年10月7日(金)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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上位との直接対決となる大事なアウェイ2連戦を1勝1敗で終えてホームに帰ってきた清水。松本戦で相手の術中にはまって敗れてしまったのは本当に痛恨で、次のC大阪戦でも後半26分に先制点を奪われたときには、見ている自分も顔面蒼白でした。しかし、ピッチ上で戦っている選手たちは自分よりもずっと冷静で、しっかりとパスをつなぎながら相手のバイタルエリアを攻略して劇的な逆転勝ち。若いチームが昨年に比べてかなり勝負強くなってきたことが、あらためて確認できました。

現在、2位の松本とは勝点7差で、3位のC大阪とは3差。もし残り8試合で清水が全勝すれば、得失点差でかなり優位に立っているので、松本が2分1敗以上、C大阪が1敗以上すれば2位に上がることができるはず。つまり、自動昇格の可能性はまだ残っています。
今週取材していても、「残り8試合、全部勝つしかない」というのは、チーム全員が語る合い言葉。プレーオフ圏内にいる京都と岡山との試合はどちらもホームゲームですし、今のチーム力を考えると(C大阪戦も含めて)9連勝というのも、けっして夢物語ではありません。

もちろん、そう言えるだけの根拠は十分にあります。とくに大きいのは、チームとしてまだまだ伸びしろがあるという部分。現状でもJ2リーグNo.1の得点力を誇っていますが、最近では3人目の動きが以前より良くなっています。小林伸二監督も、「クサビが入ったところに3人目の絡みと、1タッチのプレーが増えてきて、突破できている。それで相手が(中央に)集まったときに、今度はサイドをうまく使うことができれば、バリエーションが増やせると思います」と語ります。

今後は残留争いの渦中にいるチームとの対戦もあるため、相手は全力で守りを固めてくるはず。それをこじ開ける力というのは今以上に必要になりますが、その意味でも十分に期待できるということです。大前元紀がケガから復帰し、石毛秀樹、金子翔太、北川航也といった若いアタッカーたちが調子を上げてきたことも大きなプラス要素。清水は引き分けでは許されず、何としても勝たなければいけないので、点が取れるということは本当に大きな価値があります。

そんな中で、今節の大きなテーマとなるのは、先制点を取るということ。ここ3試合連続で相手に先制されていて、そのうち2試合は逆転できていますが、それは清水本来の形ではありません。前半から主導権を握っていく中で先制点を奪い、相手が反撃に出てきたところを逆襲して追加点を奪う。連勝を重ねていくには、ホームではとくにそのパターンを確立することが欠かせません。

そのためには当然、先に失点しないこと、失点を減らすことも大切。その面でも、センターバックに副キャプテンの犬飼智也が復帰し、六平光成が負傷離脱した右サイドバックには三浦弦太が入って、守備面での対応力は増しています。リーグ前半に比べるとイージーな失点が減っているのは、守備陣の個の力や注意力が増していることの表われと言えます。

町田戦に向けて「(C大阪に良い形で勝った)勢いを継続させるだけじゃなく、加速させられるような試合をしたい」と語るのは、C大阪戦で久しぶりに右MFとして先発して攻守に活躍した石毛秀樹(写真)。前回の町田戦(6月8日)で大前元紀が負傷したということで因縁の相手という見方もありますが、選手たちはとくに意識していません。

それよりも、自分たちの戦い方で勝つということが大事な、ホーム3連勝がかかった試合。前節では北川と白崎凌兵がヒーローになりましたが、チーム全体の力を伸ばしていく意味でも、今度は誰が点を取ってくれるのかという部分も本当に楽しみです。

文:前島芳雄(清水担当)


明治安田生命J2リーグ 第35節
10月8日(土)15:00KO アイスタ
清水エスパルス vs FC町田ゼルビア
IAIスタジアム日本平(清水エスパルス)
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