【浦和 vs 清水】 ウォーミングアップコラム:疲労骨折から復帰した高木俊幸、古巣との対決に「自分にとってはいい舞台」

2017年5月19日(金)


浦和レッズの練習場、大原サッカー場に馴染みの光景が戻った。「棒がアゴに当たってんぞ(笑)」。ある日の練習、ゴムチューブの付いたポールを肩のラインまで引き上げるトレーニングで、高木俊幸(写真)はいつものように特徴ある部位を周囲からイジられていた。

シーズン開幕前のオフの時期に右足第5中足骨を疲労骨折した高木は、5月10日に行われたACLのソウル戦で復帰即フル出場し、戦いの場に帰ってきた。いきなりのフル出場はサプライズだったが、「復帰戦であれだけ長い時間使ってもらえたのはありがたかった。そこで試合感もかなり戻った感じもするし、あそこで90分出れたのは大きかった」と手応えを得た。

もっとも、まだトップフォームと言えるような段階ではない。「試合だと相手のプレッシャーもあるし、緊張も多少はしているので、ボールに触っている感覚が練習の時とは少しギャップができる部分はある。試合はピッチを全部使うから広いし、相手との距離とか駆け引き、そういう細かな部分の違いはまだある」と本人も違和感を認める。

それでも、今はそういった感覚もポジティブに受け止めている。復帰してすぐに出場機会を得られていることがなにより大きい。高木はFCソウル戦から中3日で行われた新潟戦でも出場機会を得た。ラファエル シルバが負傷退場という不測の事態による出番到来で、60分近くプレーした。

実戦復帰から間もなく長時間のプレー、しかも1週間に2試合という過密スケジュールだったこともあって疲労は溜まったが、それも今の高木には「いい刺激が入ったな」と心地よさを覚えるものだ。

次は復帰してから初めて迎える埼玉スタジアムでのホームゲーム、しかも相手はかつて所属した清水エスパルスだ。新潟戦で負傷したラファエル シルバは、右股関節回りの肉離れにより清水戦の欠場が濃厚。高木に出番が回ってくる可能性は十分ある。

「次はホームで、古巣の清水だし、自分にとってはいい舞台だと思うので、久々のホームでプレーしている姿を見せたい」

文:神谷正明(浦和担当)


明治安田生命J1リーグ 第12節
5月20日(土)14:00KO 埼玉
浦和レッズ vs 清水エスパルス