【川崎F vs 磐田】 ウォーミングアップコラム:函館合宿の成果を期待したい磐田戦

2017年7月28日(金)


短いながら中断期が明け、リーグ戦が再開する。この中断期に川崎Fは7月17日から22日にかけて函館で合宿を実施しており、戦術面と体力面の両方で充実を図った。

戦術面では攻守両面で課題が示されており、それが解消されたかどうかは別として、チーム全体として取り組むべきものだとの認識に至っているという。これについてはシーズンを通して継続して精度を上げていくことになる。

気になるのはコンディションの部分だ。函館合宿では連日の2部練習で体を追い込み、タフな試合に耐えられる体作りを目指してきた。この点については合宿初日にフィジカルトレーニングを行っており、選手たちは筋肉痛の中で合宿を行っていた。またハードな練習が続いたことで、4日目の午前練習をキャンセルして調整に充てるほどだった。

コンディション面については基本的にいい調整ができた合宿だったのだが、その中でも一つ気になる点をあげるとするとそれが気候の問題であろう。合宿を行った函館近郊の大沼公園は合宿の期間中、とにかく寒冷で半袖では寒いほどだった。ただ選手に言わせると体を動かすにはちょうどいい気候だったということで体は動けていたという。

だからこそある程度追い込んだ練習ができていたということが言えるのだが、寒冷な気候に体が慣れてしまい、暑い中での試合にどこまで耐えられるのだろうか、という疑問が合宿中に選手間で出ていた。その疑問を25日からの4日間の練習で晴らしたかったのだが、この間関東は天候が不順で思うように気温が上がらなかった。ようやく試合前日の28日に30度程度まで気温が上昇した中練習が行われたが、実際にどこまで走れるのかが心配されるところ。

ちなみにこの件について阿部浩之(写真)に話を聞いたところ「もう北海道からは頭も体も切り替えられてるので、特に問題ないかなと思います」と一言。涼しいところでの合宿についても、その影響はもうないと言い切っていた。頼もしい言葉だ。

なお川崎Fは、前半戦のチームの総走行距離の平均が1試合あたり109.961kmとJ1・18クラブ中もっとも少ない数字が残っている。最多のサガン鳥栖が117.278kmで、J1のリーグ平均は112.939kmだった。(詳しくはJ.LEAGUE.jp にて)

走行距離と気温に関連性があるとの前提に立った時に、その走行距離が少ない傾向が残っている川崎Fにとって、気温差はあまり関係ないスタイルだということが言えそうだ。

いずれにしても7月はここまでリーグ戦3連勝と結果が出ている。天皇杯も含めて7月全勝で終われるのかどうか。注目したいところだ。

取材・文・写真:江藤高志(川崎F担当)


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