【G大23 vs 琉球】 ウォーミングアップコラム:怪我を克服し、J3リーグで躍動を続ける芝本蓮。数字に残る『結果』にこだわる。

2017年9月3日(日)



J3リーグ第5節のAC長野パルセイロ戦で途中出場ながらJリーグデビューを飾ったのを皮切りに、6節以降は14試合続けて、先発出場を果たしているのがユースチーム所属の二種登録選手、高校3年生のMF芝本蓮(写真)だ。

「初めの頃は全然プレースピードになれなかったけど、少しずつ慣れていって、自分のプレーを出せるようになってきた。だからこそ、今は『結果』を残さなければいけないという思いも強くなっています。監督からはもっと前に向かってプレーしろということをずっと言われていますが、今年もそこは課題だと思っています(芝本)」
ユース時代からクレバーでテクニックのあるボランチとして名を馳せていたが、ユース時代はケガに泣き、長きにわたって戦列を離れた時期も。それを踏まえて体づくりに対する意識を変えながら肉体改造に取り組んできた中で、コンスタントに結果を残せるようになり、それがU-23ガンバ大阪でのプレーにもつながった。

「一昨年が一番怪我が多かったのですが、それを受けて昨年くらいから少しずつストレッチの意識をあげたり、筋トレのメニューをよりハードにするようになったことで、少しずつ体も変わってきた。今もそれは継続してやれている中で、怪我をしにくい体になってきたんだと思います。あとはこの状態を維持しながら、プレーの面でもっとチームの勝利に貢献できるようなプレーを増やしていきたい」

チーム戦術により、最近の主戦場はインサイドハーフだ。ユース時代にはあまり縁のなかったポジションだが、新たなポジションに取り組むことにポジティブに向き合いながらそのプレーの質の向上を求める。

「意識しているのは、常に相手の嫌なところでボールをうけること。あとはボールを受けたあとに、どんどん前に向かって怖いプレーができるように意識しています。試合に慣れてきたことで、より自分らしいプレーを出せるようにはなってきましたが、まだまだ結果に直結するプレーは少ないし、そこは監督からも求められていることなので、もっともっと意識してやっていきたいです」

試合中はプレースキッカーの役割を担うことも多い。もともと足元の技術の高さを買われてのことだが、今季はなかなかそのプレースキックからの得点がないことを踏まえ、より高い精度のキックにこだわりをみせる。
「キックは自分の武器だし、信頼して蹴らせてもらっているからこそ、もっと精度をあげていきたいし、一番わかりやすくアピールもできるところなので、ここから先の試合では、明確なアシストを増やしていきたいと思います」
目標はもちろん、トップチームに昇格し、J1リーグの舞台で活躍すること。そのためのアピールには「J3リーグで数字に残る『結果』がいる」という自覚もある。それを明確にピッチに示すたびに、きっとトップチームでのプレーも近づくに違いない。

文:高村美砂(G大23担当)


明治安田生命J3リーグ 第21節
9月4日(月)19:00KO 吹田S
ガンバ大阪U−23 vs FC琉球