【琉球 vs 藤枝】 ウォーミングアップコラム:琉球に新風を巻き起こせ!上位進出の鍵を握る中川風希の果敢な姿

2017年9月8日(金)


前節のG大阪U-23戦で73分から途中出場し、その6分後Jリーグ初ゴールを決めたMF中川風希(写真)。J2水戸から期限付き移籍の田中恵太とともにシーズン途中で加入した22歳の若武者だ。埼玉県出身で、武南高から関東学院大、関東リーグの東京23FCのセカンドチームでプレーしたあと、スペインの下部リーグへ単身武者修行を敢行した。5部リーグのバルカスでは二桁得点をマークしチームの中心的存在として活躍。その後4部リーグのベティス・サン・イストロでのプレーを経て琉球に加入した。

8月19日の福島戦に途中出場した中川は、プレー時間わずか2分のみだったがJリーグ初出場を果たし、要所を締める姿を見せて2-1の勝利に貢献した。そして前節のG大阪U-23で再びプレーのチャンスを得た中川は、富所悠のパスからエリア内で相手DFをフェイントでかわし、冷静にゴールネットを揺らした。「フリーで走ってて、富くんがタイミングよく良いボールを出してくれたので、あとは落ち着いて決めるだけでした」(中川)

そのシーンについて金鍾成監督は「ゴール前で落ち着いてプレーできる姿が見られた。全体としてフィットするまでにはまだ時間がかかりそうだが、一日でも早く浸透してほしい」と中川にプレーに期待を寄せている。

琉球でのプレーエリアは主にトップ下。175cm 68kgの体格で一見フィジカルが弱そうに見えるが、実際には当たりに強く倒れないのが彼の持ち味。スペインの体格ある選手たちと常に戦い続けたことによる賜物だ。

「まだ加入したばかりで戦術の部分でまだわからないところはありますが、走って周りの声を聞きながらプレー出来ればなと思っています。ゴール前でどんどん顔を出して、良い状態でボールをもらうことを意識しながらプレーできれば自分のストロングの部分を発揮できると思います」。

攻撃重視の琉球にとって背番号31番を背負う新たなアタッカーの加入は上位進出に向けて大きな武器になることだろう。

文:仲本兼進(琉球担当)


明治安田生命J3リーグ 第22節
9月9日(土)19:00KO 沖縄県陸
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