【F東23 vs 沼津】 ウォーミングアップコラム:背番号10に似た高卒ルーキー MF品田愛斗がプロとして第一歩を踏み出す

2018年3月10日(土)


今季からトップチー厶に昇格した品田愛斗(写真)は、どこか梶山陽平と似ている。特長は少し違うが、時折見せるスケールの大きなプレーは背番号10を思わせる。

「フィジカルも、技術も向上させて、J1で戦える選手になりたい」

そう語る品田を中学時代に指導した奥原崇史・育成部長は、「コツコツ努力できる選手」と評する。キャンプ中に負傷離脱して出遅れていたが、地道にリハビリに取り組みながらプロで戦うための体づくりにも取り組んできた。

FC東京U-15深川時代には10番を背負い、高円宮杯U-15で日本一に輝くなど、早くからその将来を嘱望されてきた。だが、U-18昇格後は思うような成長曲線を描けず、燻っていた。

だが、最終学年となった昨年、その才能が開花。それまで課題としていた守備や、球際の強さを身につけてチームの中心選手に成長すると、日本クラブユース選手権と、高円宮杯U-18チャンピオンシップの二冠獲得に貢献。さらに、2種登録選手として出場した明治安田J3でも18試合に出場。周りのプロ選手とそん色ないプレーを披露し、今季から念願のトップチー厶に昇格を果たした。

7日に、同期のFW原大智が、一足先にルヴァンカップグループステージの横浜FM戦でトップデビューを飾った。品田にとっては、明治安J3の今季開幕・沼津戦がプロ初の公式戦となる。

そんな彼が目標と語るのは、同じポジションの先輩・梶山と、米本拓司。「左右のロングキックで展開したり、プレースキックで試合を決められるところを見てほしい」と言い、プロとして第一歩を踏み出す。

「世界で戦える選手を目指しているので、そこを見据えて常に自分と向き合っていきたい」

努力できる天才が、ここから一歩ずつ階段を駆け上がっていく。

文:馬場康平(F東23担当)


明治安田生命J3リーグ 第1節
3月11日(日)14:00KO 夢の島
FC東京U−23 vs アスルクラロ沼津

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