【町田 vs 松本】 ウォーミングアップコラム:町田のヘディング王・深津康太が語る今季の手応えとセットプレー論

2018年3月20日(火)

キャンペーンバナー



深津康太(写真)は2009年に当時JFLだったFC町田ゼルビアへ加入したクラブの最古参だ。11年、12年は東京ヴェルディでプレーしていたが、13年に復帰するとその後は町田の壁として最終ラインに立ち続けている。

昨季の深津は相次ぐ負傷もあり、終盤戦は欠場が続いた。チームも11試合勝ちなしで終える苦しいシーズンだった。

ただしそんな中で18年に向けた「希望」となったのが最終節・湘南戦。深津は8試合ぶりにリーグ戦へ復帰して奮闘を見せ、町田もJ2制覇を決めた相手と五分に渡り合い、1-1の引き分けに持ち込んだ。

今季の深津は開幕戦から全開で、チームも2勝2分けと負けなし。彼はこう手応えを口にする。

「第2節・大宮戦は同点に追いつかれてから勝ち越して、今回(第4節・山形戦)は逆転されてからの同点。負けにくいチームになったなと思うし、そこは今年のチームのいいところ」

しかし現状に満足している様子はない。深津はこう続ける。「引き分けを勝ちに持っていくには、相手の時間帯でこっちのチームが我慢しなければいけない」。

大宮戦は2-0から一度は同点にされたし、山形戦も1-0から一旦は1-2とひっくり返された。今季の町田は若いチームだからこその爆発力を手に入れたが、「我慢」「粘り」は次に向けた伸びしろだ。

深津は第1節・京都戦、第2節・大宮戦で貴重なゴールも挙げている。彼は身長こそ181センチとセンターバックの「標準体型」だが、ヘディングが高くて強くて上手い。大宮戦で見せた得点は「ここしかない」というタイミング、位置でしっかり合わせ、ニアの狭いシュートコースを破る技ありのヘッドだった。

深津はもちろん、精度の高いキックを持つ平戸太貴の活躍もあって、今季の町田はセットプレーから既に5得点を挙げている。

21日に対戦する松本山雅FCも、セットプレーへのこだわりで知られるチーム。この一戦はセットプレーが間違いなくカギになるだろう。

深津はセットプレーの重要性をこう説明する。「いくら良い流れで攻めていても、1回のセットプレーで決められたら結構へこむ。でも決めたら楽だし、一つのCK、FKが大事だということを今年は改めて感じている。山雅もセットプレーは大分練習していると思うけれど、そこで逆に取ったら向こうが『やられた』ってなる。こっちもセットプレーが武器になっているから狙えたら狙いたいし、守るところは必死に守りたい」。

文:大島和人(町田担当)


明治安田生命J2リーグ 第5節
3月21日(水)18:00KO 町田
FC町田ゼルビア vs 松本山雅FC
町田市立陸上競技場(FC町田ゼルビア)
みんなの総合評価 (3.5)
臨場感 (3.2)
アクセス (2.0)
イベント充実 (3.8)
グルメ (4.1)
アウェイお楽しみ (3.5)

移籍情報