【鹿島 vs 名古屋】 ウォーミングアップコラム:J1初出場初先発の小田逸稀がチームを苦境から救えるか?

2018年4月13日(金)


2勝2分3敗と結果を出せていない鹿島は怪我人の多さにあえいでいる。前節のFC東京戦では、ここ数シーズンフル稼働していた山本脩斗が左膝後十字靭帯損傷の大怪我を負い、3~4ヶ月の離脱を余儀なくされてしまった。

そこで白羽の矢が立ったのは小田逸稀。J1初出場となる2年目の左SBが初先発のチャンスを掴むことになりそうだ。ただ、キャリアにとっても記念すべき最初の試合を楽しむ余裕はない。それよりもどうやってチームに勝利をもたらすかで小田の頭はいっぱいになっているようだった。
「この状況のなかで初出場とかどうでもいい。チームの勝利のために全力を尽くしたいと思います」

攻撃力が自慢の名古屋の良さを出させないためにも、小田に課される使命は小さくない。
「ドリブラーとのマッチアップになると思います。1対1で負けないことと組織で守ること。攻撃ではオーバーラップして点に絡むことを意識したい」

チームが不調だからこそ、小田が好プレーをすることで勢いが付くはずだ。
「こういうときだからこそ下からの突き上げが大事になると思う。僕がしっかりやっていかないといけない」

意気込む小田の背後を、怪我で別メニュー調整を続ける同期の安部裕葵が温かい目線を送りながら通り過ぎた。こういう場面で結果を残してきた選手が、いまポジションを掴んでいる。小田逸稀が、チャンスに挑む。

文:田中滋(鹿島担当)


明治安田生命J1リーグ 第8節
4月14日(土)14:00KO カシマ
鹿島アントラーズ vs 名古屋グランパス

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