【大分 vs 横浜FC】 ウォーミングアップコラム:スーパーサブ清本拓己。狙うは3戦連続ゴールと先発出場

2018年4月14日(土)


4連勝で2位に浮上した大分。出場機会が少なかった選手や途中出場の選手が結果を出している。清本拓己(写真)もそのひとり。ボールを持てば、まず仕掛けることを選択し、ゴールが見えれば迷わずシュートを狙う。時間を追うごとにその姿勢は強まっていき、そのプレーは鬼気迫るものがあった。

「与えられた時間で何ができるかを試されている。ゴール、アシストという形として残る結果がほしい」

その結果が2試合連続ゴールとなり、“スーパーサブ”としてのポジションを確立した。「常にゴールを狙う姿勢は相手の脅威となる。清本のような選手がベンチに控えていると心強い」と片野坂知宏監督の絶大な信頼を得ている。

昨季は右膝前十字靭帯損傷で長期離脱し、3試合の出場のみ。「サッカー人生ではじめての大怪我だった」。ボールを蹴ることもできない地道なリハビリに何度も心が折れたが、「今自分に必要なことは何か。そのためには何をすればいいのか」。何度も自問自答し、乗り越えた。実戦から遠ざかっていた間は客観的に試合を見ていたという。そこで感じていたのは「大きな動きが少ないこと」、そして「アタッキングエリアでの仕掛けが足りないこと」だった。

今季はチーム始動当初こそ周囲との距離感を計るように様子を見ていたが、時間が経つにつれ、そのプレーは明らかにアピールの色が強まっていった。このチームではその姿はむしろ新鮮に感じられた。

「良いパサーがいるのでボールが出てくるから、自分が仕掛けられる場面も増えている。そんななかで自分らしさを出したい。それがチームにとっても意味があることだと思う」

坦々と受け答えするなかにも、自分のプレーに対する確固たる自信が垣間見える。何よりも「今はサッカーできる喜びしかない」と純粋にサッカーを楽しめているのがプレーから滲み出ている。「まだ90分通して動ける体ではないが、いい準備はできている」と今節もどんな使われ方でも結果を出す覚悟だ。

どんな体勢でも貪欲にゴールを狙う清本の姿は、観る者を奮い立たせる。

文:柚野真也(大分担当)


明治安田生命J2リーグ 第9節
4月15日(日)14:00KO 大銀ド
大分トリニータ vs 横浜FC

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