【水戸 vs 甲府】 ウォーミングアップコラム:攻守で抜群の存在感を誇る木村祐志のプレーは若手の「見本」。

2018年11月3日(土)


それは「見本を見せてもらうため」だったと長谷部茂利監督は説明する。

第38節熊本戦の前半30分過ぎ、前線からの守備が緩み、相手に容易にボールを展開されるようになったところで、長谷部監督は左MFの木村祐志とFWの伊藤涼太郎のポジションを交代。前線からのプレスを強めるための策であった。

すると、再び前線からのプレスがはまりだし、45分に右サイドでボールを奪取。パスを受けた木村からのクロスが相手のハンドリングを誘い、PKを獲得。先制点を決めることができた。

的確な判断と高い技術を駆使したゲームメイクはもちろん、球際の激しさと正確なポジショニングで相手の攻撃を封じ込める。リーグ終盤を迎えるチームにおいて、攻守における木村の存在感は際立っている。熊本戦で見せたプレーは伊藤涼をはじめ、若手選手たちの「見本」となったことは間違いない。

第37節東京V戦の敗戦で、J1昇格の可能性はなくなった。それでも木村の闘志は何も変わっていない。それどころか、さらに強くなっている。現在チームは2連勝中だが、その要因は水戸の強みであるハイプレスを貫いていることにある。前線からの連動した守備で2列目の選手がボール奪取を繰り返し、チームに勢いをもたらしている。木村は2連勝の影の立役者と言える。「自分たちは昇格も降格もありませんが、見に来てくれたお客さんにしっかりした試合を見せなければならない。そこをもっとこだわらないといけないと思います」。

新たな目標である「過去最高順位、最多勝点」を達成するために戦う背番号10の力強さは日々増すばかりだ。

文:佐藤拓也(水戸担当)


明治安田生命J2リーグ 第40節
11月4日(日)13:00KO Ksスタ
水戸ホーリーホック vs ヴァンフォーレ甲府
ケーズデンキスタジアム水戸(水戸ホーリーホック)
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