【京都 vs 愛媛】 ウォーミングアップコラム:ようやく訪れたチャンス、黒木恭平は左足で活路を開く

2018年11月3日(土)



10/31に行われた讃岐vs町田がドローとなったことで、京都はJ2残留をほぼ手中にした。苦しいシーズンとなった2018年も残り3試合。チームとして、個人として、この状況で一息つくのではなく、意欲を持って目の前の試合に臨めるかが問われている。

そんな中、京都で初スタメンというチャンスをつかみそうなのが黒木恭平だ。今年7月末にJ3の鹿児島から期限付き移籍で加入した左サイドバックは、ここまで2試合に交代出場しただけだが、今節は本多勇喜が警告累積により出場停止。前節・大宮戦の翌日に「チャンスがくればアピールしたい。その為の準備はしてきた」と話しており、オフを挟んだ今週のトレーニングでは主力組に入ってメニューを消化している。ボスコ・ジュロヴスキー監督は「最近はパフォーマンスがよく、チャンスを与えるに値するものを見せている」と評価。黒木自身も「コンディションは上がってきているし、合流当初よりチームメイトの特徴もわかってきて連携が深まっている」と手応えを感じている様子だ。

本多の特徴が高い身体能力をいかした守備面なら、黒木は左足のキックを生かした攻撃面が持ち味だ。「うちの前線には高さのある選手がいるので、その高さを生かすプレーをしたい」と話すように、タイミングよく左サイドを攻め上がってゴール前にクロスを供給することで好機を演出できるかどうか。サブ組中心の練習試合ではセットプレーのキッカーも務めており、CKやFKの位置によっては石櫃洋祐ではなく黒木が蹴る場面があるかもしれない。

J2残留が濃厚となった状況で懸念される僅かな気の緩みが、この男からは感じられない。当然だろう。ピッチ外から試合を見続ける悔しさや、練習試合が少なくコンディションや試合勘を保つ難しさを感じる中で、ようやく訪れたチャンスなのだから。「本ちゃん(本多)とは違う形で、自分の良さを出したい」という言葉が全てだ。その左足で、未来への活路を切り開く。

文:雨堤俊祐(京都担当)


明治安田生命J2リーグ 第40節
11月4日(日)15:00KO 西京極
京都サンガF.C. vs 愛媛FC
京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(京都サンガF.C.)
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