【川崎F vs 磐田】 ウォーミングアップコラム:知念慶が最終戦でゴールを狙う理由

2018年11月30日(金)


知念慶(写真)は、エース小林悠の負傷により前節のFC東京戦で先発で起用されると監督の期待に応えて先制点をマーク。川崎の勝利の原動力となった。

改めてあのミドルシュートを見返すと、GKの手間で絶妙にバウンドしており、GK泣かせの弾道だったことがわかる。もちろん知念は狙って蹴ったのだろうとその点について聞いてみたところ、「トラップしてすぐに打ったらああいう軌道になりました」と正直に回答。嘘でも「狙って蹴りました」と言えばいいのだが(笑)、そこで真面目に答えてしまうところに知念という選手の真っ直ぐさが見て取れる。

ちなみにこの受け答えの直後、自らのシュートについて「良いシュートだったと思います(笑)」と発言。自画自賛するわけではなく、自然体でそう言ってしまう知念の受け答えに取材陣からは笑いがこぼれた。

その知念にとって、この試合は頑張る理由がある。ご両親を初めて等々力に招待するのだ。

「来たいとはずっと言ってたんですが、仕事のタイミングとか自分がいつ出るかわからなくて、1ヶ月前くらいに最終節を見に来るということになって、そしたらたまたまチャンスが回ってきたので。運がよかったです」

そう話す知念は「いいところを見せたいですね」との質問に「はい、でも見に来るだけでもすごい喜んでました」と説明。「そこで結果を残せれば一番ですけど」と言葉をつなげた。

相手はいまだ残留を決めきれていない磐田。この川崎戦で勝点をもぎ取るべく全力で向かってくるはず。強い気持ちで来ることが確実な相手に対し、どれだけ戦うことができるのか。監督から求められてきた守備のスイッチのタイミングもつかめてきたという知念の、守備から攻撃への切り替えの鋭さを見せてもらいたいところ。そして沖縄から初めて等々力を訪れるご両親に、ゴールをプレゼントしてもらいたいところだ。

文:江藤高志(川崎F担当)


明治安田生命J1リーグ 第34節
12月1日(土)14:00KO 等々力
川崎フロンターレ vs ジュビロ磐田
等々力陸上競技場(川崎フロンターレ)
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