【相模原 vs 秋田】 ウォーミングアップコラム:相模原の稲本潤一、ついにホームデビューへ

2019年4月13日(土)


札幌からの完全移籍加入が発表されたのが1月23日。それから約3ヶ月。稲本潤一(写真)がいよいよ“ホームデビュー”を果たす。

ここまでの出場は、第2節・群馬戦の4分間のみだったが、「いつでも行ける準備はできていた」と、待望の瞬間を前に準備は万端。「90分持つかどうかは分からないですけど」としながらも、「すごく良い状態には上がってきているので、問題はない」。慣れ親しんだボランチで、背番号6はどのようなプレーを見せてくれるか。

「もう慣れましたし、いまは何も問題なくできている」と語る稲本だが、今年は40歳を迎えるシーズン。「やっぱり若いときに比べると、そこまでアグレッシブに行けなくなってきている」のは自身でも感じている。それでも、「しっかり自分の特徴である、そのアグレッシブなプレー以外の部分も出していければ」と言うように、豊富な経験に裏付けされた味のあるプレーは、練習でも健在。「イナ(稲本)にはとにかく全体をオーガナイズしてほしい」と、三浦文丈監督も信頼を寄せる。

また当然、コンディショニングは人一倍、念入りに取り組んでいる。「ケアをしてもらう場所を自分で見つけていく機会は多くなった」と、チーム練習後以外にも治療院に通い、体のケアに努める。「すごく気を使ってやっている」というその姿は、まさにプロフェッショナルという言葉がふさわしい。

例えば、試合前日の13日(土)は、チーム練習は8時30分スタート。「8時30分からの練習だと、僕は7時前には出ないと間に合わない。練習の3時間前には必ず起きるようにしているので、そうなってくると逆算して5時30分起き(笑)」だ。ただ、「朝が早いと逆に規則正しい生活をするようになったかな」と、その環境にも慣れた様子。フリーで使える午後の時間は、個人的にトレーニングを行ったり、ケアに当て、コンディションを整えてきた。

そして迎える今節・秋田戦。「ほかの相模原の人たちにも興味を持ってもらうためにも、ホームで勝ちたい」。初のホーム戦を前に、稲本はそう語った。1人の選手という以上に、クラブの新たな象徴として。稲本は“相模原”を背負っている。

「『試合に早く出てね』と声をかけてくれる機会も多いですし、練習を見に来てくれる方々もたくさんいる。やっぱり期待されているのかなと感じますけど、もっともっとそういう人を増やしていきたいなという思いのほうが強い。それは僕が試合に出ることなのかも分からないですけど、まずはチームが勝つことが一番注目されることだと思うので、もっともっとサッカーを普及できたらなと思います」

相模原をサッカーで盛り上げる--。背番号6は自らの使命を胸に秘め、ギオンスタジアムのピッチに立つ。

文:林口翼(相模原担当)


明治安田生命J3リーグ 第6節
4月14日(日)13:00KO ギオンス
SC相模原 vs ブラウブリッツ秋田
相模原ギオンスタジアム(SC相模原)
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