【愛媛 vs 甲府】 ウォーミングアップコラム:強力攻撃陣擁する甲府相手にも、ユトリッチ「1対1では絶対に負けない」

2019年4月26日(金)


今季より愛媛に加入。J2リーグ初のオーストリア人プレーヤーとなったユトリッチ(写真)。その実力は徐々にチーム内で認められるようになり、日を追うごとに守備の中軸に成長しつつある。

選手登録に時間を要したことでユトリッチのJデビューは3月末からの3連戦の初戦、第6節のアウェイ町田戦まで待たなくてはならなかった。それでも、過密日程の3連戦すべてに先発フル出場し、随所で持ち味を発揮。川井健太監督からも「この3連戦でユトリッチがやれるということが証明された」と太鼓判を押された。

184cm、85kgという恵まれた体格が物語るように、フィジカルコンタクトには絶対的な自信。大柄なわりには動きも機敏でアグレッシブで、ファイタータイプのディフェンダーと言える。

その魅力は守備力だけではない。ボールを扱う技術にも長け、後方からでも攻撃の起点になるパスやロングフィードを供給することが可能。愛媛は最終ラインから丁寧にボールをつなぐスタイルのチームなだけに、ユトリッチは愛媛というチームにフィットしうる能力を備えていると言えそうだ。

“おまけ”といっては何だが、ユトリッチは意外にシュートも上手い。シュート練習では豪快さと繊細さを兼ね備えたフィニッシュ能力を見せ、「外国人のDFであれだけ両足が上手く使える選手は珍しい」と川井監督も唸らせる。実はユトリッチ、「12、13歳の頃はFWでもプレーをしていた」らしく、点取り屋としての感覚はDFとなったいまでも残っているようだ。

今節、愛媛は好調・甲府をホームに迎える。相手は個の能力に長けた外国籍選手を前線に揃えるため「甲府はいま結果も出ているし、良い選手が多いというのも聞いている」と警戒心を強めるが、「1対1のところでは絶対に負けると思っていない」と、その自信が揺らぐことはない。

相手の強力攻撃陣を封じることができれば、自ずと愛媛のチャンスは増えていくはず。守備面だけでなく、攻撃面でもユトリッチの良さが発揮される展開になれば、なおさら風は愛媛に吹くだろう。

タフファイターの獅子奮迅の活躍に期待したい。

文:松本隆志(愛媛担当)


明治安田生命J2リーグ 第11節
4月27日(土)18:00KO ニンスタ
愛媛FC vs ヴァンフォーレ甲府
ニンジニアスタジアム(愛媛FC)
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