【相模原 vs 讃岐】 ウォーミングアップコラム:相模原を背負って立つ若武者。上米良柊人、地元の希望として

2019年4月27日(土)


ここまで相模原が挙げた2勝。そのいずれもが、このルーキーの決勝ゴールが導いた勝利である。「自分が点を取って勝ったことよりも、チームが勝ったことがうれしい」。そう謙遜するも、上米良柊人(写真)は間違いなくチームに明るい風を吹かせている。

大学時代はボランチやサイドハーフを主戦場としていたが、当時からゴールへの意識は強く持っていたという。「どこのポジションをやっても、『アシストしたい』というより『点を決めたい』という欲が大きかった。そういうゴールへの意欲というのは自分の強みだと思う」。途中出場が続く中、現在はエースのジョン ガブリエルと並びチーム得点王。「チーム内では一番点を取りたいという気持ちもありますし、このまま勢いを落とさずにいきたい」と、その欲は底知れない。

生粋の相模原っ子。通っていた中学校も練習場のすぐとなりと、まさに相模原は「ド地元」だ。「プロになりたい」と当時から抱いていた思いも、「高校とか大学に入ってからは現実を見始めた」。それでも、相模原との練習試合が決め手となり、加入が決定。幼い頃からの夢が叶った。「正直、受け入れてくれるところがあればどこでも良かったんですけど、その中でSC相模原が僕を受け入れてくれた。より愛着というか、入れてもらったからにはもっと頑張らなきゃなという気持ちが強くなりました」。

地元出身選手という存在は、サポーターにとっても特別だ。ゆえに、期待値も高い。「やっぱり相模原出身の選手なので、頑張ってほしいと思うサポーターの方たちが多いと思うので、その期待に応えなければいけない。自分としてもやっぱり相模原を背負っているので、相模原をもっと強いチームにしたいという気持ちがある。(周囲の期待は)プレッシャーにはなっていないですし、逆にモチベーション。ありがたいです」。この緑のユニフォームを着ることには、何よりの喜びを感じている。

メインスタンドを見れば、そこには背番号26のユニフォームを纏った“サポーター”の姿がある。「家族や友人もスタジアムに来て応援してくれる。ホームなので目の前で結果を残して、相模原が勢いに乗れるように勝利に導きたい」。平成最後のJリーグ公式戦。生まれ育った故郷で、上米良はその主役となる。

文:林口翼(相模原担当)


明治安田生命J3リーグ 第7節
4月28日(日)13:00KO ギオンス
SC相模原 vs カマタマーレ讃岐
相模原ギオンスタジアム(SC相模原)
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