【柏 vs 甲府】 ウォーミングアップコラム:柏の右サイドを支えるハードワーカー、小池龍太

2019年7月6日(土)


千葉とのダービーマッチでは完勝を収め、前節は首位の山形をアウェイで撃破した。特筆すべきはその試合内容である。2試合とも90分を通じて崩される場面はほとんどなく、ネルシーニョ監督の求めるスタイルがようやく浸透し、形が見え始めた。リーグ折り返し目前に、チーム状態は上昇傾向にある。

そして、好調なチームに呼応して圧巻のプレーを披露しているのが小池龍太(写真)だ。ケガの影響もあって3試合ほどスタメンからは外れたものの、ここまでリーグ戦18試合に出場。千葉戦では鋭い背後への抜け出しから、瀬川祐輔の得点をアシストし、マン・オブ・ザ・マッチ級の働きを見せた。

開幕から試行錯誤を重ねていた柏だったが、第18節の福岡戦でシステムを4−4−2に変えてからチームバランスが劇的に改善された。この変更以来、右サイドでは小池とクリスティアーノがコンビを組む。

「僕とクリスが右サイドで組めば、J2で止められるチームはないと思っています」

小池が自信を持って語るように、クリスティアーノとのコンビは、昨季までの伊東純也とのコンビを彷彿とさせる破壊力がある。
一見するとクリスティアーノに活かされる黒子のようだが、むしろ小池がいるからこそクリスティアーノが活きると言っても過言ではない。

特に相手が5バックのチームならば、ビルドアップの場面では絶妙のポジションを取る小池にサイドで起点を作らせまいと相手のウイングバックは潰しにくる。ただ、そうなるとクリスティアーノが空く。逆に相手のマーカーがクリスティアーノに引きつけられたならば、フリーになった小池が前方に空いた広大なスペースに飛び出していく。千葉戦の得点は、まさにその形で生まれた。

ただ、小池はクリスティアーノとの関係性に自信を持ちながらも一切満足はしていない。彼が目指すのは、あくまでも高いレベルだ。
「もっと二人で崩せる場面は作れますし、まだ対応されている部分はあるので、もっとスムーズに、相手が掴めないぐらいのタイミングでチャンスを作りたいです。それができれば、90分を通して相当相手を疲弊させることができると思います」

柏にとっては、調子を上げてきた良いタイミングで甲府との上位直接対決を迎えた。右サイドの攻撃は柏の最大のストロングポイント。絶え間なき上下動で右サイドを蹂躙する背番号13が、チームを3連勝に導くか。

文:鈴木潤(柏担当)


明治安田生命J2リーグ 第21節
7月7日(日)19:00KO 三協F柏
柏レイソル vs ヴァンフォーレ甲府
三協フロンテア柏スタジアム(柏レイソル)
みんなの総合評価 (4.2)
臨場感 (4.9)
アクセス (3.6)
イベント充実 (3.0)
グルメ (3.2)
アウェイお楽しみ (3.0)

1万円分の旅行券が10名様に当たる!スタナビ「スタジアムグルメ」投稿キャンペーン!

移籍情報