【福島 vs 熊本】大卒2年目FW武颯が見せる成長の証

2019年7月20日(土)


早稲田大から加入し、2年目のシーズンを迎えたFW武颯(写真)。昨シーズン8ゴールを挙げたストライカーが、今シーズンどれだけ飛躍するか注目されていたが、前半戦はなかなか思うようにいかなかった。

開幕戦で先発出場を果たし、第2節富山戦でゴールを決めたまでは良かったが、その後なかなかゴールを奪えず、第7節八戸戦以降は先発を外れ、第9節長野戦ではベンチ外となるなど、悔しさを味わった。その後は途中出場が増え、徐々にコンディションを上げていき、第14節C大23戦ではイスマイラのゴールをアシスト。復調を感じさせるプレーを見せた。

そして前節G大23戦。9試合ぶりに先発出場を果たした武は、精力的にゴールに向かうだけでなく、守備をしたり、前線でボールをおさめたり、チームプレーを懸命にこなした。そんな中迎えた25分のコーナーキック。岡田亮太からの折り返しのボールが武の前に来ると、相手GKとの競り合いに勝ってゴール。先制点でチームを勇気づけ、5試合ぶりの勝利に大きく貢献した。

武はこの試合について「ゴールできたことやチームを勝たせることができたのは本当に嬉しいことですが、それ以外のところ、攻守共にアクションを起こす、守備で頭になる(ファーストディフェンスをする)、プレスバックする、ハードワークする、チームに声をかけるといったことをやった結果チームが勝つことができたと思います。そういった細かいところを手を抜かずにやれたのが一番の勝因だと思います」と振り返った。加入当初は自分がゴールを取ることへの思いが強すぎた試合もあったが、この1年半でチームプレーの大切さを知り、持ち味のハードワークをチームのために生かそうとしている。こうした振り返りができることこそが、成長の証である。

それでもやはりストライカー。「ゴールを奪うことによって勝つ確率が上がりますし、FWに求められているのはもちろんゴールなので、1試合1試合ゴールを奪っていきたいです」とゴールへの貪欲さは忘れていない。献身的なプレーとゴールの両立ができれば、武は新たなステージへ進化できるに違いない。


文:小林健志(福島担当)


明治安田生命J3リーグ 第17節
7月21日(日)15:00KO とうスタ
福島ユナイテッドFC vs ロアッソ熊本
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