【YS横浜 vs C大23】奥田晃也、クリエイターから勝利へ導く者へ

2019年9月7日(土)


ミドルゾーンに入れば背番号15は強引にでも前にボールを運びチャンスをクリエイト。最小限のフェイントと体や腕を巧みに使い、ドリブルのライン取りで相手を置き去りにするテクニックはJ3屈指。その奥田晃也(写真)の突破力は、得点力のあるYS横浜を支える一人である。

だが、奥田は今季2ゴール5アシストとパフォーマンスから考えると結果に関しては物足りない。だからこそシュタルフ 悠紀リヒャルト監督は「とにかくシュート意識を高めさせている。得点を取れる奥田晃也というのは、また違う価値が生まれる」と、より“数字にこだわる”ことを重点にアプローチしていった。

そうして迎えた前節・讃岐戦で見事、得点を奪って見せる。中盤でボールを受けると一気にバイタルエリアに侵入して右足を一閃。綺麗な軌道がゴール左隅に突き刺さったゴールは「こんな得点は俺も初めて(笑)。前もいなかったし、良い感じにボールを置けたので打ってみようかなと思って打ったら入った。打たないと入らないので」とまさに進化の一端を垣間見せたシーンだった。

この変化までには一時スタメンを外されるなど悔しい時期も経験した。もちろん納得いかない部分もあっただろうが、また試合に絡んでいくために練習や試合で“結果”を念頭に置いたプレーで「アシストや得点を意識してやっていた」(奥田)。要求に応えて、成果を出し始めている姿には指揮官も目を細めている。

「今季の中でもパワーが増している。怖さも増している。練習からも最初に比べると随分頑張るようになった。少しずつ良い方向に向いている。もっと上の舞台を目指して頑張ってほしい」

チームに目を向ければ内容面で相手を上回っても勝ち切れないもどかしいゲームが続く。その状況を打破するために奥田が「ボールを運んで点やアシストにつながるプレーをやっていきたい」と意気込むように自分の“結果”で勝利に導くプレーに期待したい。

文:髙澤真輝(YS横浜担当)


明治安田生命J3リーグ 第22節
9月8日(日)17:00KO ニッパツ
Y.S.C.C.横浜 vs セレッソ大阪U−23
ニッパツ三ツ沢球技場(Y.S.C.C.横浜)
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