【松本 vs FC東京】『百戦錬磨』の水本裕貴、松本で新たなチャレンジの途中

2019年9月28日(土)


今節の対戦相手のFC東京には、前回対戦時(第9節)に0-2で敗北を喫している。リーグ戦の直近3試合で2勝1分けと上昇傾向にあったが、首位チームの高く厚い壁にはね返された。

あの試合から5ヶ月が経った。獅子奮迅の活躍を見せた久保建英は戦いの舞台を欧州に移したが、変わらず猛威を奮っているのはディエゴ オリヴェイラと永井謙佑の2トップだ。ここまで両者が叩き出した得点数は『21』にのぼり、まさしく得点源としてチームを牽引している。
「やはりFC東京は2トップが強烈なので、そこを抑えることが勝利への近道になってくるし、逆に抑えることが出来ないと前回対戦のようにやられてしまう」と警戒するのは、広島から期限付き移籍で加入した水本裕貴(写真)だ。この夏に緑色のユニフォームに袖を通すやスムーズにチームへ馴染み、現在は3バックの一角として堅守を披露している。

第23節・名古屋戦では絶妙な間合いで前田直輝の進入をストップするなど、豊富なキャリアに裏打ちされた守備力は健在。また後方からの縦パスで攻撃の起点にもなれば、「(同じ左サイドを組む高橋)諒は1対1を仕掛けられる選手。ドンドン前にボールを預けて、気持ちよく前を向いてほしい」と同僚の躍動を影から支える気配りも欠かさない。フェアプレー個人賞を2度、獲得するなどクリーンなプレーにも定評がある。

ただし、どれだけ自身が存在感を示しても、あくまで最優先はチームの勝利という考えが根底にあるため、勝たなければ笑顔も少ない。まだ本拠地のサンプロアルウィンでの勝利を体験していないことも踏まえると、今節は何としても白星の欲しい一戦だろう。
「約1ヶ月ぶりのホームゲームになるし、たくさんのファン、サポーターの皆さんが自分たちの勝利を待ち望んでいると思うので、試合後は皆で喜び合えるような結果を出したいですね」。サンアルでの勝利、自動降格圏からの脱出、そしてJ1残留――。百戦錬磨のCBは、新たなチャレンジの途中にある。

文:多岐太宿(松本担当)


明治安田生命J1リーグ 第27節
9月29日(日)14:00KO サンアル
松本山雅FC vs FC東京
サンプロ アルウィン(松本山雅FC)
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