【岡山 vs 栃木】無限のオーバーラッパー・廣木雄磨。

2019年10月26日(土)


廣木雄磨(写真)が進化を続けている。「シーズン最初は、思い通りのプレーが出来なくて、何を変える必要があるかを考えていました。体力や身体のキレが改善されれば、攻守で余裕が出来るという思いもあって、段々と動けるようになった今は、もっと得点に絡みたいと思っています。でなければ、チームの助けとなるサイドバックにはなれないですから」。

山口から岡山に完全移籍した今季は、これまで32試合に出場。怪我から復帰したばかりの開幕戦から、インパクトのあるパフォーマンスを見せた。それでも、「成長しなければ」という思いはずっと強く抱いている。シーズンの初めから現在も、トレーニング後に課題を設けて自主練を続ける。

岡山には、強力な武器を持ったサイドプレーヤーがいる。彼らについて聞くと、こう表現してくれた。「ミム君(三村真)は、左利きでスピードもテクニックもある選手。自分にはあんなプレーは出来ないが、左でオープンに持ったりする時、真似していきたい気持ちがある。むっくん(椋原健太)は、攻守においてしっかり走って相手に付き、最後をやらせない。攻撃でも走ってクロスを上げ、本当にチームを助けられる選手だと思う。マス(増谷幸祐)は、しっかりボールをつないで、守備でも身体を張ることが出来る。マスが来てサイドバックの競争が激しくなった。ここ何試合、僕の運動量が増えているのは、そういう背景もあるかもしれない」。

増谷とは先日、一緒に岡山後楽園を見て回ることになったらしい。家族3人でいた廣木の前に、「いた、いた、いた」と言いながら、増谷が現れ(偶然)、「増谷おじちゃん」として一家に加わった。「気を遣ってもらいました。でも(廣木選手の)奥さんが愛媛出身で、僕は愛媛の高校だったんで、意外とつながっていて」と増谷。2人が並んで喋っていると、意外と良いコンビだということがわかる。そこで増谷に廣木について聞くと、

「無限のオーバーラッパー。俺、サイドバックの映像を結構、見てるんですけど、(廣木は)めっちゃスプリントしてるんですよ。笑いました。すげえ低い位置から、あの速い隼斗さん(仲間)を追い越して行くんです。俺やったら、内側でポジションをごまかしながら、隼斗さん、外に開いてっていうようなシチュエーションなのに、追い越して行く。それが使われなくても黙って戻って、それを無限に繰り返す。ドMですよ」。

熾烈なリーグ戦終盤の戦い。運動量と気迫にあふれる、岡山の左右サイドバックにも注目だ。

文:尾原千明(岡山担当)


明治安田生命J2リーグ 第38節
10月27日(日)19:00KO Cスタ
ファジアーノ岡山 vs 栃木SC
シティライトスタジアム(ファジアーノ岡山)
みんなの総合評価 (4.1)
臨場感 (3.8)
アクセス (4.2)
イベント充実 (4.1)
グルメ (4.6)
アウェイお楽しみ (3.8)

みんなの口コミで作る「スタジアムナビ」
全スタジアムの新着投稿フォト

編集部オリジナル特集

移籍情報