【C大23 vs 岩手】谷晃生、鈴木彩艶…ライバルたちの活躍も力に変えて、「一戦、一戦を大事に」東京オリンピックを目指す茂木秀

2019年11月2日(土)


前節、C大阪U-23はG大阪U-23との“大阪ダービー”に挑み、後半に先制されるも、途中出場の安藤瑞季がJ3での今季9点目となる同点ゴールを決めると、90+1分、中島元彦が直接FKを沈めて逆転に成功。敵地で痛快な逆転勝利を収めた。

一方で、この試合では、G大阪U-23のGK谷晃生の活躍も目立った。最後のFKは中島のキックの質が上回ったが、C大阪U-23としては、谷の牙城を崩すことに苦しんだ試合でもあった。そのあたりを率直に認めていたのが、同世代のライバル・谷との対戦を試合前から楽しみにしていたC大阪U-23のGK茂木秀(写真)だ。

「試合には勝ったけど、(谷)晃生は一つひとつのプレーの質が高くて、フィードもうまかった。U-22日本代表にも選ばれているGKに対して、自分の足りないところも分かった。悔しい気持ちもありながら、自分の現状が分かった。(谷は)年下だけど、見習っていきたいと素直に思う」と今週の練習後に話している。

桐光学園高校からC大阪に加入して3年目の茂木は、加入当初に比べると格段の成長を遂げ、今年はU-20ワールドカップを戦う日本代表にも選ばれた。伸びる土台となっているのは、J3での実戦に加え、井出大志U-23GKコーチと向き合う日々のトレーニングだが、ライバルたちの良いところを素直に認めて吸収しようとする性格も、要因の一つに思われる。

現在、ブラジルで行われているU-17ワールドカップでゴールマウスを守っている鈴木彩艶のプレーからも、刺激を受けている。前述のU-20ワールドカップでは、京都の若原智哉が正GKとしてプレーし、茂木と鈴木は控えGKとして「サポートに徹していた」(茂木)。それだけに、「彩艶がU-17ワールドカップに出て活躍していることは嬉しいし、刺激になる」という。「U-20ワールドカップで出られなかった悔しさを糧にして、ああやって世界で堂々とプレーしている姿を見ると、負けていられないとも思う。僕ももう一度、東京オリンピックへ向けて挑戦していきたい」とも話す。

連勝を狙う今節だが、C大阪U-23は、AFC U-19選手権2020予選を戦うU-18日本代表に選ばれた西尾隆矢と林田魁斗、松本凪生の3選手が不在。特に、西尾と林田を欠くディフェンスラインの台所事情は厳しい。本職のCBを欠く事態も考えられるだけに、最後尾で守る茂木にとっては負担が増える試合になる可能性もある。「一戦、一戦を大事に」(茂木)戦う先に、目指すは東京オリンピック。試練を乗り越え、チームを支えていきたい。

文:小田尚史(C大23担当)


明治安田生命J3リーグ 第29節
11月3日(日)14:00KO ヤンマー
セレッソ大阪U−23 vs いわてグルージャ盛岡
ヤンマースタジアム長居(セレッソ大阪U−23)
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