【大分 vs G大阪】田中達也、納得のいくパフォーマンスで恩返し

2019年11月9日(土)


今季最大のミッションである「J1残留」をクリアした。残り4試合に求めるものがあるとしたら、それはチームの理想を実現して勝利をつかみ取ることにほかならない。選手たちもファン、サポーターも納得のいくパフォーマンスで締めくくってほしいのである。

天皇杯準々決勝の神戸戦(●0ー1)、前節のFC東京戦(●0ー2)では、スコア以上に力の差を見せつけられた。ただ、そのなかで孤軍奮闘したのが田中達也だ。7月にG大阪から加入し、すぐに先発の座を射止め、今ではチームに欠かせない存在になった。彼のおかげで右優先だったサイド攻撃はバランスが良くなり、攻撃を加速させることができた。

ただ、本人はこれまでの活躍に納得はしていない。「ドリブルやクロスなど自分の良さは出しやすいが、サイド突破や裏を取るだけではダメ。結果を残さなければ意味がない。FC東京など強力なCBがいるチームは弾き返す能力が高かった。クロスの本数に対するシュートの数が少ない。シュートにつながるクロスが必要」

得点するには相手GKとDFの間のどこにどんなボールを送り込むか、という面でのアイデアが必要だ。田中は「相手が嫌がり、味方が欲しいスペース」を狙っているが、クロスの精度だけでなく出し手と受け手のタイミングに改善の余地があるという。受け手には日本代表に初選出されたオナイウ 阿道や好調の後藤優介らタイプの異なるストライカーがいる。それぞれの能力を引き出すクロスのイメージを描き、常にアップデートを更新している。
 
今季は古巣との対戦だが、「大分の一員として頑張るだけ」と言葉を濁す。大分に加入当初も、「僕のレプリカユニを買い、応援してくれた方に申し訳ない」とガンバサポーターへの感謝の言葉が尽きなかった。複雑な思いを胸にピッチに立つことになるが、理想とするスタイルを追求してきた男は、両チームのファン、サポーターも納得のいくパフォーマンスを見せてくれるはずだ。

文:柚野真也(大分担当)


明治安田生命J1リーグ 第31節
11月10日(日)14:00KO 昭和電ド
大分トリニータ vs ガンバ大阪
昭和電工ドーム大分(大分トリニータ)
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