【G大23 vs 沼津】昨年の倍以上の稼働でチームを支えた芝本蓮。「全然、足りない」との思いを胸に残り2試合も結果を求める。

2019年11月30日(土)


ここまで戦ったJ3リーグ、32試合のうち、30試合のピッチに立ってきた芝本蓮(写真)。時間にして2539分。チーム内では松田陸の2589分に次ぐ数字だ。プロ1年目となった昨年の、1282分に比べると倍以上、公式戦を体感してきたことになる。そこにどんな手ごたえを感じているのだろうか。
「去年以上に、試合に絡むことはできましたが、今年は本来のボランチに限らず、トップ下もやらせてもらった試合もあったと考えれば、数字としては全然、物足りない。もっと明確な数字を残したかったし、チームの結果につながるプレーをしたかったというのが正直なところです。特に前線でプレーするときは、もっと相手にとって怖い選手になっていかないといけないし、そのためにも点を取らなきゃということを強く感じたシーズンでした」

それでも昨年に比べれば随分、力強さも感じられるようになった。ユースチームから昇格したての頃は体の線も細く、ピッチにいても体の小ささばかり目立ってしまうようなところもあったが、ハードなトレーニングを積みながらコンスタントに公式戦を戦ってきたからだろう。プレースタイル的にバチバチと相手とやりあうことはないものの、局面において時折見せる『激しさ』『強さ』は成長の証だ。

また、かつて森下仁志監督は、彼のプレーについて「才能はピカイチ。そこにもっと感情や思いがダイレクトにプレーに反映されるようになっていけば、きっと大きく変わる」と話していたが、その部分でも変化が。前節のザスパクサツ群馬戦でも後半、硬く敷かれた相手の守備に苦しむ中で、周りとコミュニケーションをとりながら状況を打開しようとする姿も見られた。
「引かれた状況になると綺麗に崩すのは難しいだろうなと思っていたので、麗央くん(髙江)とも話をし、ボランチである僕たちがもっと裏に飛び出していこうと言っていました。ただ結果的には単発な攻撃になってしまい、相手のブロックの前でしかプレーできなかったのは反省です。もっと無理にでもFWにボールを入れるとか、2列飛びこえて裏に出すとか、ミドルを打つとか…もっと攻撃に変化を与える役割をしなければいけなかった」

と言っても、彼が目指しているのは、J1リーグでの活躍だと考えれば、冒頭の「全然、物足りない」という言葉通りのシーズンだったはずだ。本人もそれを自覚すればこそ、残りの2試合もしっかりと『結果』を求めて戦い切り、来年に繋げる決意でいる。
「ホーム最終戦では今年1年、積み重ねてきたものをプレーで示さなければいけないし、応援してくださる方たちのためにも、絶対に勝たなければいけないと思っています。また個人的にも今後に繋がっていくようなプレーを見せたいと思っています」

文:高村美砂(G大23担当)


明治安田生命J3リーグ 第33節
12月1日(日)14:00KO パナスタ
ガンバ大阪U−23 vs アスルクラロ沼津
パナソニック スタジアム 吹田(ガンバ大阪U−23)
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