【松本 vs 北九州】『松本らしいサッカー』で闘うと、鈴木雄斗は意気込む

2020年8月1日(土)


明治安田J2は、全42試合の長丁場となる。どれだけ気をつけても負傷者が相次ぐことがあるし、どれだけ最善の準備を進めても黒星が2つ3つ続くこともある。
しかし前節・町田戦は結果のみならず、内容まで渋いものとなってしまった。戦術面は相手もあることだが、「トラッキングデータを見ても、中2日だった町田のほうが走っている選手がいる」と布啓一郎監督も話すように、これまで松本がこだわってきた走力やハードワークなどで後手を踏んだのは寂しい話。それではサンプロアルウィンまで駆け付けたファンやサポーターの気持ちも沈んでしまう。

この町田戦で2トップの一角として起用された鈴木雄斗も、「相手の気迫や執念に引けを取ったのかなと思う」と、アウェイチームに闘争心で上回られてしまったことを指摘する。くわえてケガ人が頻発している事情もあり、若い選手が多く起用されていたものの、「周囲と合わない場面が多く、そこに少なからずストレスを溜めてしまい、プレーの連続性がなくなってしまった」ことも悔やんだ。
どの場所であっても高いレベルでこなすポリバレント性が持ち味で、開幕から複数ポジションでプレーしている。ある時はサイドハーフ、ある時はサイドバック――。左右も問わないとあって重宝されるのも必然だ。ここ2試合ノーゴールとなっている松本としては今節も得点場面に絡む仕事が期待される。

なによりも今節で取り戻したいのは『松本らしいサッカー』だ。かつてライバルの一員として松本と何度も対戦してきた鈴木は、松本の強さは身をもって体験してきた。むしろ今、そのような姿勢を前面に出しているのは対戦相手の北九州かもしれない。攻撃時にはボールを巧みに繋ぎながら攻め立て、守備時にはチーム全員が気持ちを切らさない。「泥臭く戦いながら、絶対に勝つんだという気持ちを攻守で出している」と鈴木も評するように、4年ぶりのJ2で躍動している。
そのようなチームと対戦するからこそ、「どんどん前に攻めていって、しっかり体を張って守る、松本らしいサッカーで勝利したい」と意気込む。少なくともサンプロアルウィンで、『松本らしくないサッカー』は見たくない。


文:多岐太宿(松本担当)


明治安田生命J2リーグ 第9節
8月2日(日)18:00KO サンアル
松本山雅FC vs ギラヴァンツ北九州
サンプロ アルウィン(松本山雅FC)
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