【千葉 vs 群馬】プロ3年目で「勝負の年」の鳥海晃司が目指すスタメン定着

2020年8月1日(土)


今季、就任した尹晶煥監督のもとで、積年の大きな課題である失点減少を目指し、堅守速攻の新戦術に取り組んでいる千葉。スタメン争いが熾烈な状況下で、センターバックは新戦力のチャン ミンギュがスタメンに定着したが、彼とコンビを組む選手はまだ固定されていない。そこで、第5節・金沢戦からスタメン出場をするようになったのが鳥海晃司だ。

3連戦の2試合目だった金沢戦で、尹晶煥監督は第4節・栃木戦からフィールドプレーヤー全員を入れ替える大胆なスタメン変更を行ない、第3節・水戸戦から2試合連続でベンチ入りしていた鳥海はスタメンで今季初出場となった。新井一耀とコンビを組んだ金沢戦は2-0の無失点勝利だったが、第6節・東京V戦はベンチスタートに戻って出場なし。第7節・甲府戦はスタメンでチャン ミンギュとコンビを組んだが、1-2と複数失点での敗戦となった。だが、3連戦の2試合目だった前節(第8節・山形戦)もスタメン出場し、無失点という結果を残してチームはスコアレスドローとなった。

その結果を受けて自信になったところを、7月31日のオンライン取材で記者に問われると、鳥海は笑顔を見せながらこう話した。
「去年みたいな簡単な失点はなくなってきているので、しっかり抑えようと思いますし、(無失点は)ちょっと自信にはなります。(J2リーグ戦の)中断明けから少ししてからコンディションもしっかり上がってきて、そういういい流れで(スタメンで試合に)使ってもらったりできているので、尹晶煥監督が見てくれているんだなと思って自信になっています。監督はちゃんとコンディションが上がっていたり、トレーニングで良かったりする選手を使ってくれると思っています。もしも(試合に)出られなくなっても、トレーニングからしっかりやってアピールしていけば、必ず出番は来ると思うのでモチベーションが高いです。だからこそ、しっかりやっていかないとダメだなと思います」

近年は攻撃のビルドアップのスターターをセンターバックが担うことが多かったが、尹晶煥体制でセンターバックに求められているのは「攻撃の時はミスなくシンプルに(味方の選手にボールを)預けて、守備になった時にしっかり体力を使えるようにきちんと準備をしておく」ことだという。正確なキックが持ち味で効果的なパスを出せるという鳥海の特長の1つを発揮できる状況にはまだないが、チームが進化していけば変わってくるだろう。

センターバックのスタメンに求める重要なポイントを「戦術理解度の高さ」と話す尹晶煥監督は、8月1日のオンラインでの囲み取材で鳥海のスタメン起用の理由をこう語った。
「去年の彼がどういう状態だったかは分からないが、トレーニングやトレーニングゲームで見守っていたところ、責任感があって、スピードがあるという姿を見せてくれた。それから、少しずつ戦術の理解を深めていったところもあったので、スタメンで起用した」

今節は3連戦のラストゲームで、2試合連続スタメンの鳥海がまたスタメン出場するかどうかは分からない。だが、プロ3年目で「今年は勝負の年」と意気込む鳥海は、つかみかけたスタメンの座を簡単に手放すわけにはいかない。
「1試合、2試合、いいプレーをするのはけっこうみんなできると思います。それを継続してシーズンを通して集中を切らさずにプレーしていけるかが鍵となるので、そういうところで集中してやっていきたいです」

ディフェンスラインの上げ下げのコントロールやクロスボールの対応など、個としてもチームとしても改善すべきプレーに取り組み、鳥海は無失点の守備でチームに貢献していく。


文:赤沼圭子(千葉担当)


明治安田生命J2リーグ 第9節
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