【神戸 vs 川崎F】「クオリティが低い」。前回の川崎F戦後に苦言を呈した西大伍の真意とは…

2020年9月1日(火)


10月のAFCチャンピオンズリーグ再開に伴い、8月26日に前倒しで開催された明治安田生命J1リーグ第24節。ヴィッセル神戸は、首位を走る川崎フロンターレに挑み2−2の引き分け。内容的には優勢だっただけに、勝点2を落としたと言える試合だった。

この試合で活躍したのが西大伍。右サイドで攻撃の起点を作っただけではなく、30分には神戸での自身初となるゴールも挙げた。
川崎Fの大島僚太に先制点を許していたシチュエーション。山口蛍の絶妙な浮き球パスに反応した西は、相手DF裏をとって右足でちょこんと合わせた。まるでストライカーのようなゴールだった。

試合後、神戸初ゴールの感想を求められた西は「応援してくれている人のために点が取れてよかった。(でも)やっとかぁという感じです」と答えた。
2019年の新加入選手会見では、多少のリップサービスを含めながら「点を取ります」と公言していた背番号22。それを受けての“やっとかぁ”だった。

そのJ1リーグ第24節から1週間後、今度はJリーグYBCルヴァンカップ準々決勝で再び神戸と川崎Fが激突する。西には対川崎F2戦連発に期待が高まるが、それ以上に求められるのはやはり右サイドの支配だろう。
前回も西が右サイドで主導権を握ったことで前半を優位に運べた。ただ、後半は西が川崎Fの三苫薫への対応に追われる場面が増え、比例するように神戸が劣勢に立たされた印象がある。

ただ、鹿島時代に数々のタイトルを手にしてきたベテランにとっては、それも想定内。むしろ、この試合での課題は自分たちのクオリティにあると西は指摘した。
「カウンターから沈める(得点する)チャンスは結構ありましたが、そこで決め切るクオリティが低かった。その分、相手にチャンスを与えてしまったと思います」

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今年のJリーグYBCルヴァンカップ プライムステージは一発勝負のトーナメント戦に変更された。負ければ終わり。前回の川崎F戦の後に西があえて苦言を呈したのは、このサバイバルマッチを見据えてのことだろう。西が描くシナリオの続きは、さてどんな物語になるだろうか。


文:白井邦彦(神戸担当)


JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝
9月2日(水)19:00KO ノエスタ
ヴィッセル神戸 vs 川崎フロンターレ
ノエビアスタジアム神戸(ヴィッセル神戸)
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