【神戸 vs 鳥栖】「一つ勝てば“沼”を抜け出せる」。初瀬亮のギラギラ感が頼もしい。

2020年9月22日(火)


前節の名古屋戦を1−2で落とした神戸は、今季初の連敗となった。これで7試合連続で白星なし。アンドレス イニエスタやトーマス フェルマーレン、ドウグラスらが復帰しても結果が出ない。現状を例えるなら、沼に足がハマった状況と言えるだろう。

名古屋戦の後、トルステン フィンク監督はこう話している。
「こういった状況を変えるには勝利をするしかない。(次節は)勝利をして悪い状況から脱出したいと思っています」

同じようなコメントを名古屋戦の前日取材で残していたのが、初瀬亮だった。勝てていない中での練習の雰囲気はどうかと問われた初瀬は「悪いわけではない」と答え、こう続けている。
「次に出た時に、自分がやってやろうと思っている選手もいます。チームがよくなるために、みんなが練習中からああしよう、こうしようと話していますし、雰囲気が悪いというよりも、むしろやってやろうという選手の方が多いくらい。一つ勝てれば、この沼は抜けられると思いますし、次の1勝というのは大事になると思います」
出場機会が少ない選手にとっては、この状況を打破するような結果を残せば指揮官の信頼を得られる。ギラギラとした野心を抱く選手が多いのは、そういう理由だろう。初瀬もその一人である。

初瀬が今季出場した公式戦はカップ戦を含めて10試合(9月22日現在)。うち先発は4試合。フル出場は1試合。「過密日程やターンオーバーで使われるのではなく、しっかり実力で試合に出られるようにやっていきたい」と話すのは、途中出場の方が多いからだろう。

チームを窮地から救う結果を残せれば、自分も浅い沼から抜け出せるかもしれない。
「1チャンスでももらえたら、そこで結果を残していくのがプロの世界だと思う」
ギラギラ感が戻ってきた初瀬は、実に頼もしい。酒井高徳という高い壁を超えるのは今しかないということかもしれない。
高速シザースからの精度の高いクロスは、酒井にはない初瀬の武器。ドウグラスというターゲットマンが復帰した今は、初瀬の武器が輝く時だ。
「ウイングバックでは、仕掛けてクロスというプレーをどの場面でも見せられていると思う。そこの質にはこだわっていきたい」
初瀬が再ブレイクする予感のようなものは日に日に増している。


文:白井邦彦(神戸担当)


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