【横浜FM vs 仙台】“縦の動き”で輝くクロス職人・高野遼

2020年9月22日(火)


9月16日清水戦(3-0)での横浜FM・高野遼は、水を得た魚のようだった。

左ウイングバックを務め、サイドを切り裂くドリブルからのラストパスで、エリキの先制弾をお膳立て。それ以外にも再三ライン際から仕掛け、1トップ2シャドーの前線にクロスを供給し続けた。データを見ても、スプリント回数は両チーム合わせて1位の27回。また、現在の1試合平均クロス数は5.5本(5試合先発出場)。これはJ1・1位の数字である。無論、「今日(清水戦)だったら1アシストだけでなく、2、3(アシスト)とつけたかったんですけど…」(高野)と精度が課題ではあるが、積極性は評価に値する。

2週間前・9日の名古屋戦(1-2)、高野は左ウイングバックのポジションに入ったが、当時は役割が異なった。味方ボランチが1枚だったため、そのサポートに入り、ピッチ中央に絞るポジション取りを行わなければならなかったからだ。端的に言えば“横の動き”が求められた。その影響もあり、「攻撃の部分では、フィニッシュにもっていくとか、ラストパスが出せませんでした」と唇を噛んだ。

それがボランチ2枚で臨んだ先の清水戦の高野は、「ワイドで張っていて自分の良さは出しやすかった。それが良かったと思います」。餅は餅屋のように本来の仕事を得て、自慢の推進力、“縦の動き”を遺憾なく発揮したと言えるだろう。

さて、今週の水曜・23日は仙台との一戦。長期連戦中のため、一部ポジションはローテーション起用を行う横浜FMの左WBのオーダーは、高野のはず。前節・鳥栖戦(3-1)では、その位置を務めたティーラトンが、2得点に絡む高精度パスを前半2本披露した。高野も負けじと立ち上がりからガンガンいくに違いない。


文:小林智明<インサイド>(横浜FM担当)


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