【北九州 vs 長崎】二度目の主将を務める川上竜。自己変革で苦しむチームをけん引

2020年10月16日(金)


今季は2018年に続き二度目の主将を務める川上竜。18年は福島から移籍加入の状況での抜擢。23歳の川上は力が入った。チームが苦しむ中で自分が何とかしなければの思いが強くなればなるほど「空回りしてしまった感じ」(川上)に。しかし二度目は昨季の副主将の経験もあり、とても落ち着いた印象。「自分にできることは限られているので」と言う川上は自然体でチームを引っ張る主将に変わった。

開幕から2試合は先発フル出場を果たすが、以降はベンチスタートに。出場機会が訪れても、リードしているゲームのクローザーとして、得意とするボランチではなくセンターバックとしてプレーすることがほとんど。しかし、リーグ後半戦に入ってチームが勝利を手に出来ない状況になると、途中出場は変わらないが、ボランチとしてプレーする機会が増えた。そして今度はリードされている状況で攻撃的なプレーが求められた。そこで川上の変化を知る。「ボールホルダーへのサポートをこれまでの後ろではなく、真横、もしくは前に取るようにしました」と言う川上は、ボールを失うことを恐れるのではなく、チームが志向する攻撃的な姿勢に自らを合わせて変化させ、攻撃への貢献度が高い新しいプレースタイルを披露した。

第25節・群馬戦と第26節の甲府戦で2試合連続先発出場を果たした川上を小林伸二監督は「リュウが入ることで攻撃のバランスが良くなった」と評価。勝利は逃したが、チームで表現する攻撃に変化が生まれ、一時の勢いが戻ってきたことと川上自身の変化は少なからずリンクしている。その2試合を終えた川上は「サポートのポジショニングや距離は少しずつ良くなっているので、あとはどこに配球するかという部分を自分の新しいテーマにしたい。同サイドを継続して崩していくのか、サイドを変えるのかの判断の質を上げていきたいんです」と話した。

もちろん新たなテーマには今節の長崎戦からさっそく取り組むはずだ。6戦未勝利と苦しむチームの中で、変化する主将のプレーがどういう影響を及ぼしていくのかに注目したい。


文:島田徹(北九州担当)


明治安田生命J2リーグ 第27節
10月17日(土)15:00KO ミクスタ
ギラヴァンツ北九州 vs V・ファーレン長崎
ミクニワールドスタジアム北九州(ギラヴァンツ北九州)
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