【今治 vs 讃岐】言葉ではなく、背中で語る楠美圭史の信頼

2020年10月24日(土)


「チームにとってとても重要な選手であり、ピッチ内外で大切なキャプテンである。監督である私だけでなく、仲間からも信頼されている」

そうリュイス プラナグマ監督も全幅の信頼を置くのは、駒野友一、園田拓也とともに今季のチームキャプテンを務める楠美圭史。今季の今治はキャプテン3人制を取っているが、楠美は駒野、園田の2人のサポートを受け、自身が中心となってチームを牽引する立場だ。

「特別何か意識しているわけではない。自分一人がキャプテンではないし、キャプテンだから何かしているという意識もない。選手としてピッチで戦う姿勢を示し、それを見て信頼をしてもらえたらと思っている」

その姿はあくまでも自然体。もともと雄弁に言葉でチームを束ねるタイプではないが、ピッチに立てば言葉よりも説得力のある闘志溢れるプレーでリーダーシップを発揮する。

「いろいろ行動するというより、ピッチの中でしっかり信頼されるプレーをすることが大事だと思っている。戦う姿勢をしっかりと示し、それをチームメートに感じてもらえたらと。選手としてまずやるべきことをしっかりとやらなければいけない」

決して派手なプレーを見せるわけではないが、後方でビルドアップに加わってチームに円滑さをもたらすとともに、守備では厳しいチェックで持ち前のハードワークぶりを披露。ミドルエリアで門番のごとく相手の前に立ちはだかる。実直な性格をそのまま表したような手を抜かないプレーはまさにチームのお手本。今季ここまで累積警告による出場停止以外、全試合にフルタイム出場を果たしていることからも、楠美がいかにこのチームに欠かせない存在であることがわかる。

今季、今治はJ初年度にしてJ2昇格を目標にして戦っているが、昇格圏の2位長野との勝点差は『9』と厳しい状況。
「チームはJFLから昇格して最初の年であり、ここまでチャレンジしてやってきた。前半戦で学んだことを生かしつつ、目標に向かって一歩ずつ近づけるように努力するしかない」

状況はどうあれ、ブレることなく実直さを貫くマインドがピッチ中央にある頼もしさ。それこそキャプテンとしてのあるべき姿と言えるだろう。


文:松本隆志(今治担当)


明治安田生命J3リーグ 第23節
10月25日(日)13:00KO 夢スタ
FC今治 vs カマタマーレ讃岐
ありがとうサービス.夢スタジアム(FC今治)
みんなの総合評価 (4.8)
臨場感 (5.0)
アクセス (4.0)
イベント充実 (3.8)
グルメ (4.0)
アウェイお楽しみ (2.2)

みんなの口コミで作る「スタジアムナビ」
全スタジアムの新着投稿フォト

編集部オリジナル特集